2021/12/14 21:25
ちょっと更新の間隔があいてしまいました。
トラブル続きで前に進めない厳しい日々が続いてテンパってました。
逃げたい、でも逃げ出せない。長い人生、そんなときもありますよね。
トラブルの要因のひとつであった、フィラメントの吸水したときのわかりやすい写真が撮れましたので、記録を残しておきます。
野ざらしにした4メートルのフィラメントを1本用意して、それを2本に分割。
1本目は乾燥させてからフィラメントイン、
2本目は野ざらしのままフィラメントイン。
押し込んでノズルから出てきた結果が下の写真。

上が乾燥させたフィラメント
下が野ざらしのままフィラメントです。
違いは一目瞭然。
下の方はフィラメント内に白い筋が目立ちますが、これが気泡です。
あと、フィラメントが真っ直ぐではありません。
フィラメントの中央付近の水分が膨張した場合は、フィラメント内に閉じ込められ、フィラメントの、強度を下げてしまいます。
また、フィラメントの外周近くにある水分は、フィラメントを抜け出して、フィラメント自身を押してしまい、曲がりや太さに影響を与えているのがよくわかります。
上のフィラメントも少し気泡がありますが、水分を完全に抜ききるのは至難の業なので、許容範囲だと思います。
水分が水蒸気に変わると1700倍にも膨れ上がると言われています。
可能な限りフィラメントを脱水しておかないと、ノズル内はすぐに水蒸気で満たされてしまうようです。
脱水、頑張りましょう。