2021/12/10 21:21

今日はバリエーション豊富な作業でした🤓


夜中にフードドライヤーで乾燥させたフィラメント使って印刷、失敗。


リスク承知でプリンタにかじりつて印刷を見ていたら、お焦げの犯人が絞れたように思う。


3Dプリンタは外側はしっかりつくるけど、目に見えない内側はわりとカスカスに作ります。


その時に、方眼紙の線のように樹脂をおいていきますが、この部分がきちんと線になってなくて、ささくれてました。


このささくれが、超熱いノズルに当たって焦げているような感じる。


印刷温度を上げて印刷し直してもささくれたので、フィラメントの除湿不足か、印刷速度が早すぎるか。


まずは除湿をしにフィラメントをもって工房に。


昨日、フードドライヤーで除湿したフィラメントから5mを二本つくった。


一本はそのままジップロックに封。もう一本はオーブンで除湿。


結果、誤差の範疇でその差がわからない😭


先に気付けと言う話だけど、時間との戦いでテンパってるから、目の前のことをやるしかない😂


フィラメント5mというなかなかの長さだけど、その重さ、たったの約12.4g



使用推奨水分が0.1%なので水分はが0.01ml程度が望ましい。


ABSに湿気を吸わすと、0.3%ぐらいまで水分が上がるということ。5mのフィメントなら0.03mlほど水分をもってしまう。


使用推奨水分との差は、たったの0.02ml😅


あるのよ、0.01gで測れるデジタルスケール。持ってるのよ✌


でもね、このレベルになると敏感すぎるの。


ちょっとした空気の流れや、工房の前を走る車の振動で安定しないの。


なので、水分が抜けたかどうか、わかんなかった。


その間に、ちんすこうの製造テスト。表面をなめらかにした型で抜いてみた。


これは大大大大、大成功😁


思惑通り、冷却工程を省けた。これはとても大きい。冷却工程が入ると型がたくさん必要なる。


前のシリコン型だと、最大で10枚のモールド(150粒分)で回す必要があった。


ついでにこんな形のも出来た




上の3つは、肉球の輪郭だけ膨らんでるの。


ここにチョコとか流し込めそうだけ、強度の問題があるからしばらく放置。


で、フィラメントの話に戻って、水分が抜けたかどうか分からないので、加熱しても溶けない温度を模索しました。


加熱温度が高いほうが、水分が抜ける量が短時間で多くぬけてくれます。


100度になれば水蒸気化して抜けますし、100度な到達しなくても飽和水蒸気の関係で、フィラメントから水分は抜けていきます。


ただ、樹脂は高温になると柔らかくなって1.75mmを保てなくなるので、柔らかくならない限界で水分を抜くのが効率的であり、1番水分がぬける環境となります。


で、100度で試したらフィラメントがヘニョヘニョ。90度ならフィラメントはの形状が崩れてませんでした。


今まで65度ぐらいでやっていたので、これだとだいぶ楽です。


なお、あくまでも当工房で使ってるフィラメントと、脱気するオーブンの組み合わせの話なので、一般論ではないと思います。


ネットには色んな情報が落ちててどれを信じたらいいかわからなかったので、自分でやってみました。


あとは、このフィラメントで印刷してみてお焦げがでないか確認をするだけ。


ホントは今日中にやりきるべきなんだけど、もう脳がクタクタで、ブログに書き残すことを優先しとかないと、今日やったことを忘れちゃいそうなので、ブログ書くのを優先しました、


「今日できることは明日やる。」


頑張っちゃう病のおいらには大切な言葉です。