2021/11/24 20:16

昨日に引き続き、アセトンベーパー処理装置の作成。


この装置がうまく機能すれば、型からの抜けが良くなるはず。


今まで使ってきた肉球の型はもう手に入らないのでやるしかない崖っぷち。


まずは昨日の夜に夜に印刷した排気ダクトの取り付け。



なんか、かっこいい。


ファンだけだと、真上にしか風が出ず、タッパーの蓋に当たった時のエアフローが乱れるので、4方向に絞って風を出します。

この吸排気システムの周辺の空気も動かせるように、ファンと排気口の間に風を斜め下に抜く穴を作ってます。


昨日、書き忘れましたが吸気ダクトの方も少し穴が開けてあり、引き上げ空気の一部をファンに入れず、ファン周りの空気の流れを作ってます。


四方に六角ナットを挟むようにしたのは正解でした。これのおかげで装置の安定性が格段に上がりました。


続いて、今朝印刷した天井



16角柱を作って、上面を小さくしながら60度ひねってスクリュー形状にしてます。

ファンの真上につけ、風を外側に逃がす構造です。


上面を小さくした事で斜頸がつき、風の進むべき方向を決めています。


すべてを合体させました。



この写真だと六角ナットがわかりやすいですね。


ここに噛ませたことで、歪な構造ができ噛み合うようになりました。


実際に取り付けて、ファンを回してみました。


給電はUSB経由でしてます。将来的には太陽光で動かす予定です。


排気を4方向に絞ったのは正解でした。低回転の極超静音のファンなので、風圧に期待できないと思ってましたが、扇風機の弱ぐらいの風が出てきてます。


空気よりも重いアセトンの蒸気を撹拌できるだけの風量はあると思います。


で、完成



これだと、もう少し容量の大きなケースでも問題なく使えるでしょう。


明日試運転です。