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2020/02/03 21:38

3ヶ月かけたパッケージングの話なんかもチョロチョロと書き残していきます

今日は、プリンターの世代交代をしました。

5年前に購入したとびきり安いプリンターCanonのiP2700がだいぶヘタってきたのと、本体は安いがインクが高いという難点もあり、印刷物が増えてきた今となっては、結構なお荷物。

普通のプリンターのインクはCMYのカートリッジが独立していますが、このプリンターは三色がひとつのカートリッジなっています。

そのため、マゼンダばかり印字しシアンとイエローがたっぷり残っていても、三色とも交換しなければなりません。

そこで、同じくCanonのG5030、エコタンクプリンターに交代することとなりました。

G3310の方が安いのですが、Macで使えないため、こちらを発注しました。

今の印刷量だと、一年以内にはもとが取れると思います。

本体の大きさ、重さがかなり違うため、台座の作り直しと強度の強化を行いました。

また、iP2700はプリンタサーバー経由でUSB接続していたのをG5030ではWifi接続にかえ、ついでにネットワーク内の重要端末を固定IPに変えたため、1日がかりの作業に。

これでDHCPが動いてるメインルーターがなくても、サブルーターからプリンターに印字ができるようになるのです。

あ、オタクなこと書いてしまった。

さて、先程書きました増えた印刷物ですが、一番必要になるのが、帯に貼り付ける味を表記したシールです。

これがないと何味のちんすこうかわかりません。

ゆうな製菓の生産規模でオリジナルの箱を作ると 箱の値段が高単価になってしまうため お客様への負担が増します 。

通常の販売店では箱にも委託手数料が上乗せされるので、箱そのものが高いと手数料も高くなり、結果超高額な商品となってしまいます。

そこで既製品の通販に使う梱包用の箱に帯を巻くことにしました。

これにより、通販と店頭販売で共通化できる上に、味ごとに専用の帯を印刷しないので、帯の印刷単価も下げることに成功しました。

帯の試作も独特で、Ilustrator上ではA3で作成したものをA4に縮小印字。

コンビニでA3に拡大しなおして、カッティングして実際に巻きつけて調整を繰り返すということを行ってきました。

手作業であまりたくさん作れないので、袋代を少しでもケチって、安く販売しようという努力はこれまでも行ってきましたが、箱に入れるというのは、夢もまた夢でした。

この方法を思いついたおかげで、現実的なお値段でパッケージングができるようになり、風格も出たように思います。

引き続き、国王様に献上しても恥ずかしくないちんすこうを作っていこうと思います。